糖尿病とは?
糖尿病は、膵臓から出るホルモンであるインスリンの作用不足によって血糖値が高い状態が持続し、その結果、様々な合併症を引き起こす病気です。
インスリンとは肝臓や筋肉の細胞に働きかけ、血糖を細胞に取り込む作用のあるホルモンです。
インスリンの作用不足には以下の2つの要素があります。
- 膵臓が分泌するインスリンの量が少なくなること(インスリンの分泌低下)
- インスリンの働きが悪くなったり、効きが悪くなったりすること(インスリン抵抗性)
糖尿病の「型」とは?
糖尿病は大きく4つに分類されます。
- 1型糖尿病(インスリン依存性、インスリンが自分で分泌できない)
- 2型糖尿病(インスリン非依存性、インスリンは分泌されるが、少なかったりその効きが悪い)
- 妊娠糖尿病(妊娠中にはじめて発見または発症した糖尿病に至っていない状態)
- その他の糖尿病(がん、すい臓の病気などの他の病気や薬剤の作用が原因で発症する糖尿病)
2型糖尿病はインスリンを分泌する力がもともと弱いなど、生まれながらの体質(遺伝的要因)に加えて、暴飲暴食や運動不足などの生活習慣の乱れ(環境要因)が重なることで、インスリン抵抗性が高まり発症に至ります。
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